更新日:2025/12/5
今回は2022年10月に発売されたフロッグマン30周年記念モデル第1弾「GW-8230B-9AJR」を取り上げます。
・伝説のフロッグマン「DW-8200B-9A」の復刻モデル
G-SHOCKを知っている人であれば、フロッグマンの重要性については説明不要でしょう。
それほどフロッグマンはG-SHOCKにとって必要不可欠なモデルです。
フロッグマンは、G-SHOCKでは唯一のダイバーズウォッチであり、G-SHOCKブームを牽引してきた経緯を持つモデルで、「G-SHOCKの王様」として”フロッグマン至上主義”を喧伝する人もいるほどに愛されているモデルでもあります。
そんなフロッグマンにおいて、G-SHOCKブームの黎明期に存在した「DW-8200B-9A」は、その人気の高さから伝説のフロッグマンとも言われ、フロッグマンの中心地に近い位置で存在しているモデルです。
今回の「GW-8230B-9AJR」は、そんな伝説のフロッグマン「DW-8200B-9A」を現代解釈して復刻させた意欲作です。
・最高のカラーリング、文句言いようがない
アシンメトリーの筐体は、フロッグマンをフロッグマンたらしめる最も大きな特徴ですが、左部分のフロッグマンのロゴ、そして中央のライト・ログデータの文字など、明るいベージュプリントが、ボディのブラックウレタンと最高の相性です。
そしてチタンベゼルの黒光り、ブラックアウトしたG-SHOCKロゴとチタニウムの文字、そして文字盤内のゴールドの丸い液晶など、その調和は言葉がないほどに整然としており、見入るだけでグッとテンションが上がってくる。
そんなデザインとしています。
新設計のムーブメントということも関係してか、液晶表示の数字と数字の感覚が、若干狭い印象がありますが、大いに許容範囲です。
そして改めて、フロッグマンのケース、ベゼル、文字盤、液晶表示の調和は、それだけで特別感があり、タフネスギアとしてのG-SHOCKのポテンシャルを大いに感じます。
派手ではなく大人っぽいカラーリングをしており、幅広いシーンなどで違和感なく使えると思われます。
・新作ムーブメント
ムーブメントは「3521」です。
電波機能なしのタフソーラー搭載です。
機能はG-SHOCK基本のストップウォッチ、アラームの他、ダイビング機能、インターバルタイム、ログデータ(潜水開始日時、潜水時間、潜水時間グラフィック、LOGリコールNo.)を10本メモリー、ワールドタイム:世界48都市(31タイムゾーン、サマータイム設定機能付き)+UTC(協定世界時)の時刻表示、UTCダイレクト呼出機能、ムーンデータ(月齢・月の形表示)、タイドグラフ(潮回り:3段階表示)など、潜水活動に特化した機能がついています。
先代フロッグマンはアナログモデル「GWF-A1000」ですが、今回はデジタル回帰かつ、最近の新設計モデルに必須だったブルートゥース連携機能は付加されていません。これは、やはりフロッグマンはデジタルモデルが本流であろうというG-SHOCKファンの想いの結実のようなイメージです。
電波、ブルートゥース連携なしであっても、月差は±15秒(個人実測±8秒程度)ですので、日常使いに大きな問題はありません。そして、今回はそのようなシンプル機能のムーブメントを新設計することで、ファンが望む「フロッグマン」像を作ったと感じます。
大きさは52 × 50.3 × 18 mm(縦横厚)とフロッグマンにしては多く過ぎず、先代のアナログモデルよりも一回り小さく使いやすくなっています。重さは、チタン仕様の恩恵で84gと軽量です。
・外装素材はバイオマスプラスチック
外装のウレタン素材は、バイオマスプラスチックをG-SHOCKとして初採用しています。
既存のウレタンと比較しても装着感は変わりありませんが、触った感じは滑らかさがあり、違いはその程度です。質感は通常のG-SHOCKの質感より少し上、ソフトウレタンバンドよりも硬さがあるイメージです。
・使いやすいサイズと装着感
サイズが程よく、非常に心地いい装着感です。
厚さ18ミリもそれほど感じません。
もちろんカシオークなどは11.8ミリなので、差は大きいですし、ボタンシャツなどは流石に収まらないですが、だからといって邪魔になるような感じもありません。
・スペシャルボックス
フロッグマン30周年ということもあり、ボックスが凝っています。
【外箱】
【内箱】
【巾着】
・最高の復刻、デジタル回帰フロッグマン
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GW-8230B-9AJR@メルカリ
今回は「GW-8230B-9AJR」を見てきました。
フロッグマンは重要なモデルですが、G-SHOCKが最新のセンサーを続々と開発していく中で、過去のフロッグマン像と計器としてのダイバーズとの距離感で若干彷徨った感がありました。
今回の「GW-8230B-9AJR」で、デジタルフロッグマンが復活する形となり、G-SHOCKが培ってきたフロッグマン像を全方向的に進化させてきたと強く感じました。
素晴らしい復刻、素晴らしいフロッグマン。
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