更新日:2026/9/3

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 G-SHOCKの新作といえば毎月多くのモデルが登場する、月によっては15モデルとか多く出てくることが恒例でしたが、ここ数か月はその数が少なくなってきています。

 ここに来てG-SHOCKの”何か”が変わってきているのかもしれません。

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・アイコニックスタイル、定番5スタイルを重要視

 G-SHOCKでは2年ほど前に”アイコニックスタイル”として、G-SHOCKブランドで重要な以下の5スタイル(シリーズ)を決めて、訴求し続けています。

・5000…初代G-SHOCK「DW-5000C」からのシリーズ
・5600…初代G-SHOCKをアレンジした、よりラフなカラーや仕様を追求するシリーズ
・6900…ストリートで盛り上がったファッション性に富んだDW-6900からのシリーズ
・110…2000年代に大きな支持を集めたビッグケースやギア感のあるダイヤルを特長とするGA-110からのシリーズ
・2100…2019年に登場し世界的にヒットしたGA-2100からのシリーズ。通称カシオーク


 その象徴的なシリーズとして2024年12月に5000シリーズ以外の4シリーズに初代G-SHOCKカラーを落とし込んだカラーテーマを発売させて、発売当初は5600シリーズの「DW-5600RL」は長く完売するなどして大ヒットし、今なお現行販売されています。



DW-5600RL-1JF@Yahoo!ショッピング
DW-5600RL-1JF@楽天市場
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DW-5600RL-1JF@メルカリ

 通常のカラーテーマは早ければ数か月で販売終了となりますが、このカラーテーマはG-SHOCK英国で今年夏にアンバサダーとして登場したサッカー選手のエゼ選手(英国プレミアリーグ アーセナル所属)が着用してプロモーションされており、かなり異例の扱いとなっています。

【DW-5000R】初代復刻モデル
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 そして、初代G-SHOCKの復刻モデル「DW-5000R」が2024年12月に登場したことも定番重視を感じさせる出来事です。

 個人的には、このカラーテーマが出たあたりから少し状況が変わってきていると感じました。
 定番とは何か、というG-SHOCKブランドを内側から見ていく視点が加わったと感じました。

・MR-Gの成功

 2022年3月登場の初代G-SHOCKを基礎とするMR-G「MRG-B5000」シリーズが登場してから、G-SHOCK最高峰「MR-G」が一気に国内で注目を浴び成功に進みます。
 MR-Gフロッグマン、MR-Gカシオーク、赤備え、黒備え、勝色、量産型G-SHOCKで最高峰の100万越えモデルなど、そのほとんどモデルでヒットを生み、今年華やかにMR-G30周年イベントが行われたことは記憶に新しいところです。

【MRG-B2100D】昨年英国で最も成功したMR-Gモデル
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 いままでは海外でのヒットに甘んじていたものの、見事なテクノロジーの集積と開発力、そして何よりも美的に完成された”MR-G独特の高級感”を結実させて、日本で大ヒットするに至りました。

 このことによりG-SHOCKは、通常のウレタン主流のライン、2018年発売のフルメタルG-SHOCKのライン、そしてMR-Gの最高峰ラインが並び立つことになり、非常に豊かさをもったブランドになってきました。

おすすめMR-G@Yahoo!ショッピング

・チプカシの世界的ヒットがG-SHOCKに影響?

 そして直近のカシオ計算機の決算でも大きく触れていたように、いままでカシオの腕時計事業がG-SHOCKブランドが稼ぎ頭だったところに、欧州でのヒットを発端にカシオスタンダード、いわゆるチプカシが世界的なレトロブームの影響で世界的なヒットに成長してきています。
 G-SHOCKとカシオスタンダードの2ブランドで、腕時計事業を支えていく体制になりつつあるとのことです。

【F-B100W】8月発売の新作チプカシ。日本で完売中
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 比較的安価なチプカシが存在することで、G-SHOCKはさらにブランド価値を高める戦略を取っていく可能性があります。

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・新作モデルは減っていくのか

 先日のカシオ計算機の高野社長のインタビューでは「多すぎるカラー展開は今後見直す」とも受け取れる発言もあり、今後のG-SHOCK新作モデルは減っていく可能性があり、それがこの数か月のG-SHOCK新作が減ってきている状況の背景にあるもかもしれません。

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・G-SHOCKブランドは過渡期にある

 個人的にはここ数年のMR-Gのヒットが、G-SHOCKブランドの考え方を良い意味で変えてきたと感じています。

 単純に安く良い腕時計ブランドとしてG-SHOCKが愛されているのではなく、価格は関係ない部分でG-SHOCKブランドはファンの心を掴んでいる”重要な人生に必要なブランド”のような存在であると再確認するような出来事でしたし、そのことにより定番の重要性や、ブランドトータルでの新製品戦略が大切になりつつあることは間違いありません。

 G-SHOCKは過渡期にあります。

 2028年のG-SHOCK45周年のころには、G-SHOCKブランドはさらに高みにあるのかもしれません。

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【DW-5000R-1AJF】33,000円

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